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滝翼大好き!!この情熱を伝えたい!

十月花形歌舞伎GOEMON千秋楽おめでとうございます!〜観劇レポを添えて〜

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十月花形歌舞伎GOEMON、本日、千秋楽をむかえます。愛之助さん、今井さんをはじめ出演者の方々、スタッフの方々、おめでとうございます。

 

以下、10月16日に観劇したネタバレ満載のレポになります。1回しか観ていないので記憶違いなどあると思います。そのうえ、結構くだらない感想が多いので許せる方はどうぞ。

 

 

まず客席について、セット組みにびっくりしました。アルミシェルフみたいな巨大十字架が立ち並び、青いライトアップの中でGOEMONの文字が赤ピンク白と刻々と色を変えていく舞台。これからヴィジュアル系バンドのライブが始まってもおかしくない雰囲気です。歌舞伎、自由だな〜。

 

そして、客席のライトが落ち、第一幕が始まります。舞台中央に浮かび上がる十字架。そこに集ってくるキリシタンの人々。中央で白い神父衣装で十字を切る今井さん。十字を切って上から下へ祈る手を下げているところで、心の中に滝翼の「夢物語」が流れたのは秘密です。だって「(月物語星物語)祈り続けてきた」の振りと一緒なんですもん。そして、キリシタンの人々がはけて、花道から石田局が登場します。石田局に神父は誰とも結婚できないと説明するカルデロン神父のセリフを聞きつつ、結婚できないなんてアイドルと一緒だな〜なんて思ってしまいました。

 

結局、神父をやめて結婚して父となり通訳として働くカルデロンさん。しかし、秀吉の命令により神父改め通訳のカルデロンさんは国外追放に、母である石田局は聚楽第へ行くことになります。母上との別れにイヤイヤする友市がめちゃくちゃかわいいです。そして、別れのシーンに思わず涙しました。何年後になるか分からないけど再会を約束する今井さんにも泣けてきます。その後、イスパニヤの説明のためだけにフラメンコを踊る佐藤浩希さん。ステップの音が予想外に大きく大迫力でした。ギターとカンテ&クラップスも生で贅沢です。

 

そして時は流れ、成人し大泥棒となった五右衛門(友市)。秀吉の部下にさらわれ、聚楽第に囲われてしまった阿国を助けに行きます。途中、秀吉が寧々さまにやり込められるシーンが微笑ましかったです。五右衛門捕物シーンのラストに今井さんの霧隠才蔵が登場。五右衛門を「友市」と幼名で呼び、忍術修行時代、細い枝を渡る業に失敗して崖から落ちて大怪我した時に看病してくれてありがとうなどと言う才蔵は何だか可愛らしかったです。今井さんのそういうこと(枝渡りとか)が不得意そうなところとマッチしています。才蔵の助力でつづらに入った阿国と共に脱出していく五右衛門。宙に浮く愛之助さん(五右衛門)に「こら待てルパーン」みたいな気持ちになりました。

 

第二幕はイスパニヤの酒場シーンから始まります。(休憩後で通路が席に戻る方で混み合っていて、通路脇席だったため冒頭の一部があまりよく見えませんでした。)酒場で酒を飲むカルデロンさん、息子に会えない悲しみと嘆きのカンテ、そしてフラメンコを踊ります。嘆き、苦しみが伝わる感情のこもった歌と踊り。このシーンの今井さんの黒い衣装が好きです。そして、スッポンから現れた幻想の友市と手を差し伸べ合い踊るフラメンコ。微笑ましい光景なのに、涙出てきます。

 

そこから場面が変わり、舞台は再び日本へ。五右衛門と阿国の旦那さんの恋の鞘当てがあったのち、阿国一座のややこ踊りが人々に飽きられてしまい、阿国が芸の悩みを五右衛門に打ち明けるシーンになります。ここのセリフの掛け合いに愛之助さんがGOEMONのような新しい歌舞伎を演じる意味や思想が詰まっているのかなと思いました。そして、父上カルデロンから習ったフラメンコを阿国に伝授する五右衛門。すると花道のスッポンからカルデロンさまが現れます。五右衛門、阿国カルデロンの3人で踊るフラメンコ。今井さんのステップがとても複雑で魅惑の膝下に目が釘付けです。そのフラメンコにインスパイアされて生み出された阿国一座の踊りがかなりファンキーでした。最後の決めで上半身そらしポーズの方とかいて、なんかすごいです。そして、再び時が流れ、五右衛門が秀吉によりおたずねものになります。

 

ここから、かの有名な「絶景かな、絶景かな」の場面が始まります。とにかくセットがすごい。せり上がりつつの登場なんですが、すごい光量で一桁列だったせいか目がうまく開かないくらい眩しかったです。こ、これが絶景の力!目がくらむぜ。少し光量が落ちたのち、鷹がイスパニヤのカルデロンから五右衛門への文をお届けします。文を読みイスパニヤに渡ることにした五右衛門。旅立つ五右衛門を船まで援護することに決めた阿国夫婦と霧隠才蔵。立ち回りで一階客席上手から登場する才蔵さま。そのまま前を通り、中央の道を駆け抜けて行った時、かなり風を感じました(通路脇席)。ビューって感じで、忍者だー!ってなりました。しかし、残念ながら二階の五右衛門と阿国の立ち回りはほぼ見えず。最後は阿国が舞台と花道で立ち回りを演じ、加勢に来た阿国一座の女性ダンサーによる華やかなフラメンコショーがいきなり始まります。そして、鷹に乗って旅立つ石川五右衛門。音楽もドラマチックだし、金色の降らしものもあり、また「ルパーン」みたいな気持ちになりつつ終了しました。

 

二幕のどこかに三味線と唄い、フラメンコギターとカンテのセッションがあって、結構好きでした。カンテの方の圧巻の声量と情緒が素晴らしかったです。GOEMONは歌舞伎であり、ショーであり、ジャンルを超えたセッションであり、分かりやすく面白いエンタテイメントでした。そういう意味で滝沢歌舞伎に近い匂いがしました。

 

今井さんはカルデロン役のときは父として神父として人を包み込む温かさを感じさせ、才蔵のときは同級のいたずらっ子のようなお茶目さを感じさせる演技でした。感情と温度が感じられるカンテとフラメンコも素晴らしかったです。スペイン語が一個もわからなくても、フラメンコのことを何も知らなくても、表現として何を伝えているのかハッキリ分かりました。才蔵さんは色っぽくてお茶目で友達思いで、言い回しや立ち回りも歌舞伎役者さんの中に溶け込んでいて違和感なかったです。

 

今回、イヤホンガイドを借りましたが、説明が分かりやすくスッと入ってきて、借りてよかったなと思いました。五右衛門のはしご、滝沢歌舞伎の時からなんだろうと思ってたけれど、バリケード的な役割も果たしてるって初めて知りました。ずっと火消し関連かと思っていたよ。あと、この大太鼓はこういうシーンの決まりの音です、とか説明してくれるのが大助かりでした。音関係の説明も結構多かった気がします。歴史に強くないので、時代背景とか細かく分かるのもいいです。初めて見る方には特におすすめです。

 

以上、観劇記憶レポでした。メモも何もとっていなくて、観た夜に書き起こしたのですが、鮮やかに色々なことが思い起こせる、そんな記憶に残る舞台でした。

 

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